利用料の目安
介護保険は地域格差を埋めるため「単位」で計算されます。同じ日本でも、地域によって物価や人件費に違いがあり、その差を調整するために取り入れられているのが「単位」という仕組みです。基本は1単位=10円ですが静岡市で通所介護サービスを利用した場合1単位=10.27円となります。(東京23区の場合1単位=10.90円)
そして最終的に計算された総額の1割が実際の自己負担額となります。ただし、高額の年金を受け取っていたり土地やアパートを貸している等、一定の所得以上の場合には2割、3割負担となります。(2019年12月現在)
では、実際に「デイサービスつぐみ」を9:00~16:15の時間帯で利用した場合どうなるのか見てみます。
基本単位数
介護保険の支給限度額(1ヶ月あたり)
要介護1
750単位
要介護2
887単位
要介護3
1,028単位
要介護4
1,168単位
要介護5
1,308単位
16,765単位(約167,650円)
要介護1
19,705単位(約197,050円)
要介護2
27,048単位(約270,480円)
要介護3
30,938単位(約309,380円)
要介護4
36,217単位(約362,170円)
要介護5
入浴加算
入浴される場合1回あたり40単位(介護度問わず)
その他
-
サービス提供体制強化加算 II
-
介護職員処遇改善加算 I
-
介護職員等特定処遇改善加算II
‥‥‥‥‥‥‥‥1回の利用につき18単位
‥‥月換算で数十円〜数百円の自己負担あり
‥‥月換算で数十円〜数百円の自己負担あり
具体例ー1
要介護1の方が週2回、月に8回利用した場合(入浴あり)
基本単位数‥‥‥‥‥‥‥‥‥750単位×8
入浴介助加算(Ⅰ)‥‥‥‥‥‥40単位×8
合計6,320単位
サービス提供体制強化加算 II ‥‥18単位×8
介護職員処遇改善加算 I ‥‥‥‥‥382単位
介護職員等特定処遇改善加算II ‥‥‥65単位
合計591単位
利用料7,098円/月
(自己負担1割の場合)
具体例ー2
要介護2の方が週3回、月に13回利用した場合(入浴あり)
基本単位数‥‥‥‥‥‥‥‥‥887単位×13
入浴介助加算(Ⅰ)‥‥‥‥‥‥40単位×13
合計12,051単位
合計1,083単位
サービス提供体制強化加算 II ‥‥18単位×13
介護職員処遇改善加算 I ‥‥‥‥‥726単位
介護職員等特定処遇改善加算II ‥‥123単位
(自己負担1割の場合)
利用料13,503円/月
具体例ー3
要介護1の方が週5回、月に22回利用した場合(入浴なし)
基本単位数‥‥‥‥‥‥‥‥‥750単位×22
入浴介助加算(Ⅰ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥なし
合計16,500単位
サービス提供体制強化加算 II ‥‥18単位×22
介護職員処遇改善加算 I ‥‥‥‥‥998単位
介護職員等特定処遇改善加算II ‥‥169単位
合計1,563単位
利用料18,551円/月
(自己負担1割の場合)
通常、1日タイプのデイサービスを利用すると介護保険の自己負担分に加えて、昼食代・おやつ代が実費としてかかりますが(平均600円前後×利用日数)デイサービスつぐみでは昼食代・おやつ代を無料サービスとしているため、介護保険の自己負担分以外の支払いがありません。1ヶ月に多く利用される方ほどお得です。